輝くきみへ


「その辺、座ってて、
何か取ってくるわ」

「うん…」



初めて入った、
男の人の部屋。


なんか…凄く
緊張する。


クーラーがきいてきた部屋は
やけに涼しい。


さっきまでの暑さが
なくなってゆく。

「お待たせ」


部屋に入ってきた先輩は
ペットボトルのお茶を
私に差し出した。





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