輝くきみへ



「私さぁ…恋したいよー」

「どうしたの??」

「なんかさぁ、花乃が羨ましくなって」

「私?ご、ごめんね…
あの、協力ばっかりしてもらって」

「違う違う♪それは全然大丈夫~けどね、好きな人欲しいなぁー」

「なるほど…私何もいえないけど、頑張ってっ
ずっと応援してるから」


「ありがと花乃♪」




恋…か。
私は別に先輩と
付き合ってるワケでなく
何も言える立場じゃない
からなぁ…



けど、あやみと一緒なら
何だって頑張れる。



そんな気がした
ある夏休みの一日。





< 32 / 111 >

この作品をシェア

pagetop