輝くきみへ
私は亮太先輩の横を歩く。
あやみは高城先輩の横を…
ってあれ?
いつの間に、あの2人、
めっちゃ仲良くなってる!
「え~どこ行きますか??」
「どこでもいいよ?」
「あいつら…面白いな」
ボソっと隣で呟く亮太先輩。
「はい…なんかとても…ふふふふっ」
「ははははははっ」
2人で大爆笑。
前に歩く2人が振り返る。
「んだよ亮太~?
お前らラブラブしすぎだ」
「花乃イチャつかないでよぉ♪」
前方から冷やかしの声が。
いや、あなたたちの方が
なんというか、その、
デキてるっていうか。
「お前らだろそれは!」
亮太先輩は笑顔でそう言った。