輝くきみへ


「てか…どこ行く?」


知らぬ間にとどんどん
歩いてばかりいた。

「とりあえず、電車乗りません?」

あやみが言った。

「そうだね~」



わ…私たちって
他人が見たら
どうみても、
その…カップル、なのかな…



だとしたら…
私…と亮太先輩で
あやみと…高城先輩?


そう考えたら
急に恥ずかしくなって、
隣に座る亮太先輩から
ちょっとだけ離れた。







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