輝くきみへ



「あ~居た居た、花乃~っ」

「あーやみっ久しぶり!」

「まだ数時間しか経ってないよー」


4人で又喋りながら
洋食のレストランに入った。


それぞれ好きなものを頼み、
あとは座る場所…


「えっ!どうするの」

耳元であやみが言ってきた。

「え…どうするって言われても~…」



テーブルは四人席。
四角いテーブルのサイドに
ソファーのような椅子が。


そう言ってる間に、
先輩2人は、奥の席に
入っていってしまった。


あいているのは、

亮太先輩の横か、
高城先輩の横。


「えっと…」


いやいやそりゃあ
あやみのためには、
私は亮太先輩の横に…


だから



って言っても本当は私が、
座りたいだけなんだけど。


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