輝くきみへ
「亮太先輩っ…あの」
「ん?」
もうすぐ頂上だ。
今一番言わなきゃ
いけないこと
自分が一番
わかってる。
「あやみたち、赤色選ぶとか
面白いと思いません??」
え?
あれ?
私何言ってるの~!?
とっさに言葉が
出てこなくて
誤魔化したパターン。
「確かになぁ。
けどあいつらっぽいわ!
特に幸也とか幸也とか幸也」
「や、結構
あやみもですよ??」
また笑い合った。
重要なことを
言えずに…