*君と歩く道*



「たっだいまぁー」

ガチャッ


ドアを開けてリビングに。

いつもいるはずの皆がいない


その代わりに

机の上に、大きな段ボールが五つと紙があった。


「…?」


カサ…



――『紫淮罹へ、


こんな母親を許して下さい



貴方を捨てた母親を…








< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop