失恋急行@!
「絶対しません!誓います!」
口が裂けても言えない!
「ふーん。まあとりあえず
そういうことだから。
ちなみに…」
「?」
「もうひとつ」
そう囁くと、
「おまえ、今日から毎日放課後、理科準備室にきて
実験器具の片付けを手伝いにこい。」
こなかったときも
さっき言ったように
ばらすから。
そういって、
浅倉はタバコをゴミ箱に捨てて
理科室から出て行った。
「……どうしよう。
でも、ばれたら退学になるし……」
しょうがない。
部活もやってないし、
行くしかないよね……
「浅倉って、超勝手なんだ…」
ほんとに、
あの浅倉が
朝の無愛想な上半身裸の男だったなんて……
遥には
言えない……。