hair salon 『K』
何とか一日乗りきり…
放課後
「よしっ、美里亜帰ろう!!」
「うん!!」
二人で教室を出ていこうとしたら、
「金野!!」
先生に呼び止められた。
「…何でしょう。」
「お前今日、日直。日誌書けよ〜」
先生はそう言って私の頭に日誌を乗せていった。
「……忘れてた」
「えっ!!待ってようか?」
「いいよ。美里亜先に帰ってて?どのくらい時間かかるかわからないし…」
「わかった…頑張ってね」
美里亜は渋々一人で帰っていった。