I love you You love her
「ふぅ〜〜」

コーヒーカップから降りて伸びをすると


「ちょ…美卯、俺ダメ…」


「わ、私も…」

ハルキと遥が口元を手で押さえながらフラフラ寄ってきた。



「……だらしないなぁ」


「なっ、お前が一番回してたぞ!?」


「……だから何?言いたいことがわからない。


…とりあえず、あそこのベンチで休む?」

私がそう聞くと二人は黙ってコクコクと頷いた。


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