Perfume〜時の調香師〜
そのあとラプンッエルとハイドは喧嘩していた



「ねぇ…?もぅよくない?喧嘩」


「ラプンッエル〜ごめんよー」


「誰のせいで!こんな……」


「……ラプンッエル?」


ラプンッエルは言葉を濁した。しかも急に顔色が変わった


「具わいわるい…」


俺は慌てて近くに座らせた、横になりたいとラプンッエルが言うので布団に移動させた、薬がない代わりに気分がよくなる香りを調合した


俺は少し気になることがあって、訳ありの調合もした


「ありがとう…だいぶ楽になったわ」


その時俺は確信した…太った理由を


「じやぁ今日は帰るねラプンッエル」


ハイドと俺は気を使い…帰ることにした、はしごからおりて、ハイドの城に行くことになった


城につき…部屋に案内された

「広いな‥部屋」


ハイドの部屋は大きかった

「なぁ…ハイド、ラプンッエルお腹でてなかったか?」
気になることを聞いてみた


「うん〜?たしか大きかったなぁ…だから太ったってきいたんだけど?」

座りながら考え込む。

「俺さぁ香作ったときに…あるもの混ぜたんだ」

「あるもの?」


香りを作ったときにある特定の人じゃなきゃ効き目がない香りをつくった


「彼女、妊娠してるよ」

「妊娠かぁ………妊娠ーー?!」


「うん。絶対してる」


妊婦しか効き目がない香りをつくってみた、太ったよりもただお腹がポッこり出てるだけで、他は痩せていた、だから妊婦してるかと思ったから


「だ…誰の子供?」


「知る訳ないじゃん。明日聞きに行く?」


「あたりまえだよぅ゛!」


一体誰の子供だろう……ハイドはそわそわしていた
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