Perfume〜時の調香師〜
“確かめよう……そちらにいく”


確かめる…?


「そんな…私らの前に姿を出してくださるのですか…?」


そんなにえらい人なのか…?


「なぁドロシーどんな人なんだ?」


「私も一度しか拝見したことないわ。」


「そんなにえらいんだ……」


「当たり前よ!このお方が世界をつくったも同然なんだから!」


神様みたいな事をしてる人…今はそれしかわからない


“そんな…たいそうな私じやぁありませんよ”


クスクスと笑う。
それと同じに影がこちらにくる。


カーテンが開き…

1人の女性が……


「初めまして…センリ」



銀色の髪をなびかせ、肌は白く瞳は……赤い。


俺はあまりの気高さにあっとうされ…無言になった
< 150 / 197 >

この作品をシェア

pagetop