Perfume〜時の調香師〜
その後小屋を後にし、リーフの家へもどった。


「リーフ、ブランシュ姫にあいたいか?」


「え!?そりやぁ‥‥逢いたいけど‥」


嫌われてると思ってなかなか勇がでないのか


「ふぅ‥‥しかたない」

オルガンを広げ、リーフに香りをつくった。緑豊かで、踏み出す勇気をくれるような。


「ほら、リーフこれをやるよ。」


リーフは目の前の香水のビンをまちまぢみて、


「い‥いーの?こんな綺麗なもの?」


「リーフのために作ったやつだ。踏み出す勇気をくれる」


「踏み出す勇気‥‥」


俺はリーフにひと吹き香水をかけた。


「よし!!いくぞリーフ!」

リーフをつれてブランシュ姫がいる小屋にいったリーフにあげた香水の香りでリーフはなんかさっきとは全く違った
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