Perfume〜時の調香師〜
「やはり‥噂は本当だったんですね」


ブランシュは起こったことをすべてはなした


母親が急におかしくなり、鏡の前からはなれなくなった。ブランシュをみるたびブランシュは母親に嫌みをいわれるようになり、父親にそれをいったが‥母親は父親までとられると思ったのか、ブランシュを殺せと殺しにやに言ったらしい



ブランシュはそれから逃れてきて、この小屋でくらしている。と‥‥


「そうだったんですか‥」


「お母様は今でも私を殺そうとしてるわ‥」


実の娘なのに可哀想なものだ


「ところでブランシュ姫はリーフに素っ気なかったと聞きますが何故です?」

リーフは少し暗い表情をしてしまったが‥‥


「‥‥素っ気なくなどしてませんわ。いつもどーりでしたもの!」


強気に言ってるが、嫉妬していたことを隠すためだろうまったく、素直じゃない二人だ


「ブランシュ姫。そろそろ俺たちは帰ります。」


「では‥また‥」

リーフは名残惜しそうに別れた。



「素直になればいいのに‥」
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