Perfume〜時の調香師〜
◇プランサスマレーン【マレーン姫】
「おめでとーう!」


俺は今依頼主の結婚式に出ている。ブライダルに相応しい香水がほしいとたのまれたからだ



「千里さん、娘にはどんな香水をお作りになりましたか?」


「今日にふさわしい、二人の約束は永遠とゆう香りですよ」


「ぉお!なんてすばらしい!ありがとうございます」




結婚式も終わりにちかずき、新郎新婦か教会から出る


カーン、カーン


パチパチ、パチパチ

拍手が鳴る中、教会のドアが開きまぶしい光が教会を照らす


「予想外に眩しい…」


やっと見え始め、拍手を止めるとそこは……


「………」


俺はなんも言えなかった。人一人いなく、そこは…


「どこの教会だよ…ここは」


今までいた教会ではなく、森におおわれた教会に俺は一人拍手していた


「……次は何の話だ…?」
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