Perfume〜時の調香師〜
マーレンがいっていた

「もう…国が無い以上私は姫ではないから、姫とは言わなくていーのよ」

と。俺は承諾するしかなかった、マーレンはこのままじゃ暮らしていけないから仕事をさがさなきゃともいっていた


「仕事かぁ…」


俺はこの国《童話》の人間じゃないからどんな仕事があるのかわからなかった



俺とマーレンはひたすらあるっていた。荒れた国がみえなくなるまで


「ねぇ、マーレン。あのさそんなに愛し合っていたなら向こうも君を探したりしなかったの?」


「探しに…きませんでした、たぶん圧力がかかったのよ…」


「王子さがさない?」


「ぃいえ…探さないわ。きっと忘れてしまってるもの…あの約束さえも」

俺はよけいなことを聞いてしまったかもしれない

「約束…あの森の協会で結婚式をする。そう約束したの…」


マーレンが彼のことをまだ好きだとゆうのが伝わる




俺とマーレンは歩き続け…ある国にきていた。そこでマーレンは城で働くといいだした。お姫様から侍女になってしまった


「マーレン、いいのか?」


「ぇえ…あ!センリお願いがあります」


「ん?なに?」


「もらった香水にエリカの花の香りをつけてはくれない?」


エリカの花?


「いいよ。貸して!すぐできるから」


俺はエリカの香りを足した。ついでに青色に染めた


「まぁ…きれいな青色。あの協会でみる空の色みたい…」


「俺も城ではたらこうかなー!?香水売りですってね」


そんな事をいってるが実はマーレンがほっとけなかった。俺とマーレンは城にはいり二人で下働きをするようになった
< 74 / 197 >

この作品をシェア

pagetop