ただいま
里奈が話を終え

「ふぅ~楽しかった。またこようここ」

里奈はそういうけどここに来る理由はわかる

あの人がいるからだろう

まぁ~いいや

里奈は店員さんにあいさつをし“行こう”と行った

喫茶店をでるとまわりは暗く

もう8時が過ぎていた

「ちょっと話しすぎたかも」

とへらへらしている里奈

私も一緒になって笑ったが

・・・・・・?8時

!!!!!

「里奈ごめん!!門限がもう少しなんだ。先帰ってる」

ダッシュで走り後ろから「気をつけて~」って聞こえた

わたしの門限は9時一人っ子ということもあって

両親はこんな早い時間を門限にした

街中すれ違う人たちを

よけながら小走りで走る

またお父さんに怒られるのはいやだ

私は養子の身なのに・・

ドンっ

ぶつかったみたい

私はそのままステーンとダイブ

日本語変か(笑)

ふわっ 体が持ち上がる

「大丈夫?ごめん」

男の人の声かわいらしく優しそうな声

私は下を向いたまま

「大丈夫です。すいませんでした」

と言いまた走り出した

その人の顔は見れなかったけど

声だけでその人は優しそうな人なんだと思った
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