To my dearly beloved
ご機嫌が直った愛理ちゃんをあやしながら、その様子を見ていた都和子も同感だった。
確かにここに居る人のセレブオーラは半端ナイ。けども、何だろう…蘭ちゃんは違う。
やっぱりアノ東条社長の婚約者さんだし、美人だけじゃないんだなぁ…。と納得した。
Q、それでは皆さんにお聞きしますが、“彼氏やご主人のココが驚き!”なトコロは?
いきなり質問を投げ掛けた作者に驚いた――とは、誰も口が裂けても言えないようで…。
真咲「うーん…、大和が実は料理が苦手だったことかな?
キッチン用具が殆ど置いてなくて、家で何を食べてたのか不思議だったわ」
真帆「川崎さん、真咲さんとご結婚されてから健康になられたでしょうね。
私の方は付き合い始めた時――八丁味噌のお味噌汁のお味噌汁を出したんですけど。
彼の実家が名古屋だって分かったことかな?あの時は思わず叫んじゃったもの」
真咲「真帆ちゃんも愛知出身なの?」
真帆「いいえ、愛知出身は父なんですよ。私は東京とロンドンで過ごしていましたから」
都和子「カッコイー、帰国子女なんて!」
未月「ヘンタイな巨乳好きが、実はド・セレブだったこと!」
華澄「アハハ!未月ちゃん、また言うのね?」
未月「だって、ヘンタイ男とバッキンガム宮殿はイコールにならないもん」
華澄「ちなみに私は、ドS大魔王がマニアックなくらい日本史好きなところねー」
鈴「えっと私はですね、輝が仕事中と顔を変えることにビックリしましたよー。
なにコレどうするのよ!?って、初めはアワアワでしたもん(実は今もだけど)」
都和子「えーと、隼がホラーやオカルトが苦手なところ…って、コレ弱点ですけどね」
蘭「ええ、と…私の方は――彼がサプライズ好きで、毎年驚かされてしまうんです」
―――とりあえず終わりが見えない女子会。ひとまずコレにて解散としましょうか。