意地悪彼氏
音楽を聞いている時の亮の横顔にとってもドキドキした。


もともと亮はカッコイイ。
中学時代の亮は女遊びばっかりしていた。


有り得ないってほどに。


あたしが何を言っても聞く耳さえ持たなかった。


だからあたしも諦めてた、、亮の事。


もうあたしなんか見向きもしないって。


でも高校に入っていきなりあたしに

「もう女遊びなんか二度としない」

って言ったんだ。


どうせ諦められてなかったあたしは、もう一度彼を追いかける事にした。



まっ相変わらず見向きもしないけど…。


「ねぇ、このCD貸してくんない?」


「あぁ。良いけど明日で良い?」


「うん」



…幸せ…。
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