君が好き
「え?」
私の上には
背が180は容易にあるだろう
でかい背丈の男子が見える
だから一瞬暗くなったのか。
「目、大丈夫か?」
目?
「腫れてるから」
あ、忘れてた…。
私はブレザーの
ポケットから
小さな鏡を取って
自分の顔を見た
「うわっ…何これ」
「ははっ」
今度は私の目の前にきた
でか男子が笑ってて
なっ…むかつく//
「な、笑うことないじゃん」
その笑顔、すごい
綺麗だったけど。
「わりぃ、代わりにこれやるよ」
そう言って
渡してくれたのは
可愛い花の絵柄の
濡れたタオル
っていうか、
「ぶっ、これあんたの趣味?笑」
いかにもその柄は
女の子って感じ。
「ち、ちげえし!!///」
私は笑いが堪えれなくなった。