君を愛してない・・・
甘美な口づけの後、体に力の入らないルイスを優しく胸に抱き、ラウノは囁きました。
「謝る必要はない。むしろ、謝るのは私の方だよ。君にそう思わせてしまった私の責任だ。気にする必要はないんだよ。」
ラウノ様・・・・・・
ルイスは、今まで寂しかった気持ちを埋めるように、ラウノの胸に頬をすり寄せ、甘えました。
ラウノもそれに応えるように、ルイスのなめらかな髪に頬を寄せ、頭を撫でました。
「愛している・・・ルイス。君に嫌われたくない、呆れられたくない、悲しませたくない・・・でもっ」
ラウノは言葉につまり、眉間にしわを寄せました。
「私は、知らないうちに君を苦しめて」
「そんなこと、考えないで下さい!」
ラウノの言葉を遮り、ルイスは言い放ちました。
「ラウノ様は、いつも私のことを思ってくださっています。それは十分わかっています。でも、私はもっと、もっとと願ってしまうのです。
だから、私が単に我儘なだけであって・・・キャッ!?」
頬を染めながら、ルイスが話していると、突然体が浮きました。
ラウノがルイスを抱き上げたのです。
「ルイス、それは、本当の君の気持ちなのかい?」
「謝る必要はない。むしろ、謝るのは私の方だよ。君にそう思わせてしまった私の責任だ。気にする必要はないんだよ。」
ラウノ様・・・・・・
ルイスは、今まで寂しかった気持ちを埋めるように、ラウノの胸に頬をすり寄せ、甘えました。
ラウノもそれに応えるように、ルイスのなめらかな髪に頬を寄せ、頭を撫でました。
「愛している・・・ルイス。君に嫌われたくない、呆れられたくない、悲しませたくない・・・でもっ」
ラウノは言葉につまり、眉間にしわを寄せました。
「私は、知らないうちに君を苦しめて」
「そんなこと、考えないで下さい!」
ラウノの言葉を遮り、ルイスは言い放ちました。
「ラウノ様は、いつも私のことを思ってくださっています。それは十分わかっています。でも、私はもっと、もっとと願ってしまうのです。
だから、私が単に我儘なだけであって・・・キャッ!?」
頬を染めながら、ルイスが話していると、突然体が浮きました。
ラウノがルイスを抱き上げたのです。
「ルイス、それは、本当の君の気持ちなのかい?」