君を愛してない・・・
泣いてしまったルイスを、ラウノは優しく抱きしめました。


〔こんな呪いのかかった私を愛してくれるのは、あなたぐらいでしょう。・・・我妻ルイス。私はあなたを永遠に愛します。〕



そう言うと、ラウノはルイスに優しい熱い口付けと包容をしました。



本当はこのまま、愛したかったのですが、ルイスが恐がってしまったので、ラウノは止めました。


ルイスは申し訳なさそうだったが、ラウノは


〔謝ることはない。あなたへの愛情表現は無限にあるのですから。他の表現を使えばいいことです。〕


そう言っていたずらっ子のような笑みを浮かべるラウノ。


ルイスもおかしくて笑ってしまいました。


ですが、ラウノの深い愛を感じ、心から、この結婚をして良かったと思ったのでした。





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