新撰組と過ごしました
「失礼しまぁ〜す……。」
中に入っていくと、西洋の服に身を包んだ皆の姿が見えた。
原「あぁ。真奈美じゃねぇか。」
「どもです。……それにしても…。」
あたしは部屋にいる全員に言った。
「皆さん、とってもお似合いですね!」
平「でも、着にくいんだよなぁ…。」
永「ま、最初はそんなもんだろ。」
確かに……なんか時間かかったような雰囲気。
「あ、土方さんはどちらに?」
あたしがそう聞くと、皆は何も答えずに笑っていた。
すると、後ろから声がした。
土「俺ならここだが?」
バッと後ろを振り返ると、西洋の服を着た土方さんがいた。
髪も短い。
土「どうだ?皆似合っているだろう?」
あたしは土方さんを見たまま頷いた。
沖「真奈美ちゃんの分もあるんだよね?土方さん。」
土「あぁ。」
「ほんとですかっ?!」
そう言うと土方さんは1着の服を持ってきた。
土「皆で待ってるから、部屋で着替えてこい。」
あたしは服を受け取った。
「はい!ありがとうございます!すぐ着替えてきますね。」
そう言ってあたしは部屋をでた。