4度目の正直【短編】
カラッ
「何で閉めるのー。」
別の、鍵が開いていた窓からヤツが顔を出した。
「てか毎回そーゆーの止めてって言ってんじゃん!かなり迷惑!!」
「ちょっと、そんなこと言ったら可哀想だよー…。」
中学からの親友の紀保が、隣でヤツのフォローをした。
「相田君も頑張ってるんだしさ、少しは───…認めてあげたら?」
「…認める?」
こいつの何を認めろってんだ!
「そうだそうだー。少しは認めろー。」
あーウザい。
「…じゃああんたのそのウザさとバカでかい声を認めるから───…とっとと失せろ!!」
「ぇぃ使い方間違ってる!!」
「何で閉めるのー。」
別の、鍵が開いていた窓からヤツが顔を出した。
「てか毎回そーゆーの止めてって言ってんじゃん!かなり迷惑!!」
「ちょっと、そんなこと言ったら可哀想だよー…。」
中学からの親友の紀保が、隣でヤツのフォローをした。
「相田君も頑張ってるんだしさ、少しは───…認めてあげたら?」
「…認める?」
こいつの何を認めろってんだ!
「そうだそうだー。少しは認めろー。」
あーウザい。
「…じゃああんたのそのウザさとバカでかい声を認めるから───…とっとと失せろ!!」
「ぇぃ使い方間違ってる!!」