4度目の正直【短編】
ガサッ


「…可愛い…。」



小さい花形の、水色のペンダント。



私の好きな模様



好きな色。



「…前メールで花と水色好きって言ってたじゃん?丁度良さげなのあったからさ。」




覚えててくれてたんだ…



「…これ一目惚れです!一生大切にします!!」


「オーバー過ぎ。でも気に入ってもらえて良かった♪」



…ヤバい…


私、本当に



「…好き…。」




この人のこと、やっぱ大好きだ。



私はペンダントを握りしめた。




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