4度目の正直【短編】
家に帰り、自分の部屋に直行。




バタッ


ベッドに倒れ込んだ。




まだ顔が熱い…。



…まさか先輩が私を…


それも中学からって…



ずっと両想いだった…てことだよね…?




「…ヤバ─────いッ!」



「姉ちゃんどうしたの?野生化して…」


「るせっ!勝手に入んなっ!!」




───とにかく今日返事ってのは…気まずい…。



明日?



明日…の夜にメールしよう…!




ピロピロリン♪



誰かからメールがきた。




「ぇぃ───お風呂は───っ?」


「今入る───っ。」



下からの母の声に応答してからメールを見た。



先輩じゃない…よね?



「紀保かなー…───…は?」




そのメールは、しばらく音沙汰無しだったヤツからだった。


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