さまようカラダ〜未熟で未完成な恋…美春
ベッドでは夢中だったけど


彼が何度かタオルで脚を拭ってくれていた


こんなこと 初めて


『俯せになって…』
囁かれるままにすると 彼は私のお腹の辺りにクッションを入れて腰を引き寄せた



後ろから彼が優しく…優しく突いて。


でも 今日は…あまり長くはせずに 私をただただ抱き締めてくれた



枕のカバーにも血が…シーツやタオルにも



さながらホラー映画みたいで…彼にもホテルにも悪いなと感じた
< 552 / 560 >

この作品をシェア

pagetop