よろず部活動日誌
***
校長室前について、思い切り扉を開けながら叫ぶ
「かなちゃん!!部活申請書持って来た!!」
「あらー明じゃん!そろそろ来ると思ってたよ!」
「(……マジで校長だ…)」
「でさぁ、顧問見つかんなかったからかなちゃんなってくんない?」
えへっと言いながら繋げる明。それに対して、要は
「えーでも、校長だから仕事あるしー」
「名前だけでいいよ名前だけ貸して!!」
「ま、名前だけならいっか♪」
「(意外と軽いな校長!?)」
和内が心の中てつっこんでるとは露知らず要は気楽そうに
「あれ~そういえばそこにさっきからいる男の子って誰?」
と、聞いた。
「あ、コイツは私の友達だよー」
軽くそれに明は答えた。
「どうも和内俊也です」
「どもー和内くん私は校長の斉藤要だよー明とは……お姉さん繋がりの友達だよ。よろしくね」
「よろしくお願いします。……あれ?倉持、おまえ上に姉ちゃんなんかいたっけ?」
不思議そうに和内が聞くと、慌てた風で明は話をそらした。
「……その話は後で!!ひとまず部室に行こう!じゃ、またねかなちゃん」
そういって無理矢理和内の背中を押して、校長室を出る明。
あー危なかった。
コイツにはアイツのことまだ秘密にしとかなきゃ……
「おい、倉持おまえどこまで押してくんだ!?」
「あ、ゴメーン☆さてと予備教室に行こうか!!」
そうやって、和内の後を歩く私は
まだ見ぬよろず部の結成に胸を踊らしていた。
校長室前について、思い切り扉を開けながら叫ぶ
「かなちゃん!!部活申請書持って来た!!」
「あらー明じゃん!そろそろ来ると思ってたよ!」
「(……マジで校長だ…)」
「でさぁ、顧問見つかんなかったからかなちゃんなってくんない?」
えへっと言いながら繋げる明。それに対して、要は
「えーでも、校長だから仕事あるしー」
「名前だけでいいよ名前だけ貸して!!」
「ま、名前だけならいっか♪」
「(意外と軽いな校長!?)」
和内が心の中てつっこんでるとは露知らず要は気楽そうに
「あれ~そういえばそこにさっきからいる男の子って誰?」
と、聞いた。
「あ、コイツは私の友達だよー」
軽くそれに明は答えた。
「どうも和内俊也です」
「どもー和内くん私は校長の斉藤要だよー明とは……お姉さん繋がりの友達だよ。よろしくね」
「よろしくお願いします。……あれ?倉持、おまえ上に姉ちゃんなんかいたっけ?」
不思議そうに和内が聞くと、慌てた風で明は話をそらした。
「……その話は後で!!ひとまず部室に行こう!じゃ、またねかなちゃん」
そういって無理矢理和内の背中を押して、校長室を出る明。
あー危なかった。
コイツにはアイツのことまだ秘密にしとかなきゃ……
「おい、倉持おまえどこまで押してくんだ!?」
「あ、ゴメーン☆さてと予備教室に行こうか!!」
そうやって、和内の後を歩く私は
まだ見ぬよろず部の結成に胸を踊らしていた。