僕らの。
一章・夏休み

暑イ。




セミが鳴く、夏の日差しが厳しい日。
全くこの猛暑はいつまで続くやら。


「蓮ーっ」
「お――っ…」

それにこいつの元気は何処から来るんだ…

「相変わらず暑そうだね」
「当たり前だろ」

涼しそうにしやがって…っ
あー何か腹立つな。

「蓮はプール入らないの?」
「まあな。」

当たり前だ…
こんなに人がいっぱい居るプールの中なんかより、パラソルの下の方が快適だ。

「将生は入らないのか?」
「あー…うん。何かぬるそうだし」

将生も同じ事を思ってるみたいだった。
ふと、目の前を三人の女が通って行った。

「なぁ…」
「何?蓮」
「今の女半端ないな。」
「えー…あ、うん…」



将生は、あまりそうゆうのには、あまり興味を持たないやつだ…
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