君の隣空いてますか?





うーん…。



2個、2個…
あっ、そうだ!!





「一つはお父さんで…
もう一つは…刹那ちゃんっ!!」



「あれ?さっき友チョコ用のクッキー作ったんじゃなかったの?」



「友チョコは友達にあげるの!!

刹那ちゃんは…親友だからっ!」





そう言って、お父さんと刹那ちゃんのラッピングを終わらせた。



で、明日のことを考えて
緊張しつつラッピングした安藤くんの…。



ピンクの包みに赤のリボンを掛けて…
お菓子の絵柄が書かれた茶色の袋に入れて…完成……。





「いいんじゃない?
あまり女の子女の子過ぎず
ちょっと可愛めだし…!!

じゃ、マフィン食べよ?」






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