君の隣空いてますか?





今日もまた、あのバスに乗る。



今までとなにも変わらない朝。



ただ一つ違うのは…
私の内面?っていうのかな。



"清々しい朝"
って言葉はこんな時に使うのかと
改めて思ってみたり。





「おはよう」



「あ、安藤くん!?
なんでまた先に…」



「早く起き過ぎちゃった」





そう言って笑った。





"この笑顔は私だけに向けられたもの!!"



なんて変態チックなことも
考えてしまう私は相当重傷だよ。








< 138 / 145 >

この作品をシェア

pagetop