ホスト教師
美羽が虚ろな目で俺を見た。




もしかして俺やり過ぎた?




「綺羅先生今から2年A組にご案内しますね。」





美羽は赤い顔のまま俺に言った。





「あぁやられてしまいましたね、綺羅スマイルに。」





何かさっきから俺を見つめてるし、顔は熱があるみたいに赤い。





「綺羅君長沢先生と力を合わせて、2年A組の生徒を頼みますよ。」





「わかりました、上手く行くように俺なりに努力するつもりです。長沢先生行きましょう。」





ここまで来たら覚悟決めるしかない。





尊敬する琉生さんの言う事だから、俺は頑張って見せるよ。





「長沢頼りにしてるからな。」




俺の笑顔に美羽は又顔を赤くした。












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