ホスト教師
「俺はずっと菜々子が好きだった。たけど俺が菜々子と付き合ったら、虐められるのが分かってたから、俺は菜々子を振った。」





「おまえに振られ、菜々子が虐めに合ってのを知ってたのか。純平が全力で守ってやればいいだろ。俺は好きな女を泣かせたりしない。」





「好きならなんで二度も振るんだ。あの日純平が凪沙とキスしてるとこを見た菜々子が、どんなに辛かったか分かるか。」





「綺羅先生に俺の気持ちなんて、分かるはずかない。菜々子を守るつもりが、益々菜々子を傷つけて、俺は綺羅先生みたいな大人じゃないんだよ。」





悪いが、純平とこれ以上話しても無駄。





「純平俺はもう行くから。」屋上を出ようとすると、純平が俺の腕を掴んだ。










< 125 / 128 >

この作品をシェア

pagetop