ホスト教師
「純平もういいだろ。菜々子泣いてるぞ。」





凪沙が俺のそばに来た。





「綺羅先生これは、純平と菜々子の問題だから、二人で話合った方がいいと思うよ。」





二人の問題、やっぱ二人の間には何があるんだな。





肩を震わせて泣いてる菜々子を、抱き締めてやりたいと思ったが必死に耐えた。




純平が菜々子を好きだと言う気持ちが痛いほど分かる。





菜々子も同じ気持ちなんだろう多分、たけど菜々子は真っ直ぐ純平を見ようとしていない。





菜々子は何をそんなに怖がっているんだ。





「綺羅先生、ほらみんな行くよ。」





凪沙の言葉に従い、俺たちは純平と菜々子を体育館残して出て行くことにした。











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