ホスト教師

｢菜々子今日は特別に許してやる。直ぐに姉さんのとこに電話しろよ。｣





菜々子が嬉しそうに頷いた。





少しでもいいから純平の事忘れろよ。





姫華と一緒に楽しそうに夕食を作っている。





俺がのぞきに行くと、｢綺羅先生向こうで待ってて！｣





そのウザそうな顔止めてくれる、俺何気に傷つくんだけど。





俺は菜々子に甘すぎるのかな、菜々子の為ならなんだってしてやりたいし、我慢も出来る。





俺は何を我慢しているんだ。





分かりたくない。





菜々子が作った酢豚は、かなり美味しくて驚いた。





｢菜々子上手いぞ。｣





｢綺羅先生、私は野菜切っただけですから。｣





又菜々子を怒らせてしまった。





姫華がニヤニヤして俺を見ていた。