ホスト教師

｢綺羅先生本当にホストだったんですね。｣





｢ホストだった俺は嫌いか？｣





｢べつに嫌いじゃないけど、好きって担任としてでしょ？なら好きだと思う。｣




担任として充分だ。





｢綺羅先生は私を変えてくれたから、感謝してます。｣





｢綺羅先生お願いだから、お姉ちゃんと話してあげて。お姉ちゃんの思いに答えられないなら、はっきりした態度を取るべきだよ。｣




そうだな逃げてばかりじゃ駄目だな。





｢綺羅先生私は向こうに行ってますね。｣





｢菜々子もここにいてほしい。｣





｢分かりました。お姉ちゃん私も一緒にいていい？｣




知佳子が頷いた。