実話〜Jituwa〜
改めて仏壇を見ると、

「お前が見ていいモノではない……。布団に入りなさい。」


穏やかな声でした。


「ワシが見てるから……。」



安心して、布団に潜り………気付くと朝でした。



居間には、私のタンスしか置いていないのですが、私が『見なくていいモノ』とはなんだったのか、未だに分かりませんが、守ってくれたのは確かで……。


助けられた夜でした。

おじいちゃん、ありがとう!
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