ほんの少しの、愛を添えて -詩集-
only you
貴方が居ない街で生きるのは
酷く辛いこと
見上げた夜空に浮かぶ月
貴方は何処から見てますか?
寂しいと叫ぶ心は
行き場無く空へ溶けてゆく
伸ばす手は届かぬまま
貴方の面影を探してる
瞳を閉じれば浮かんでくる
当たり前のようにあった笑顔
鮮やかに蘇る記憶
触れて溢れる幸せに
時間が止まればと
何度も何度も思った
目に見えない永遠でも
確かに感じた貴方の愛
永久の誓いを交わしましょう
ずっと傍にいるから
想いの数だけ流す涙
愛しいから苦しくなる
恋しいから哀しくなる
泣かない夜などないままに
途切れた音に震える心
溢れそうな感情の全てを
受け止めてくれますか?
優しく触れる掌に
確かな永遠を感じた
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