ほんの少しの、愛を添えて -詩集-
Don't touch
心がボロボロで
いくら泣いても
枯れない涙
虚ろな瞳には
真っ黒な世界
何処から
間違えたんだろう
いつから
見失ったんだろう
大切だと信じて
何も疑わなかった
日々はもう戻らない
自ら手放した
貴方の手
傷付けあった
ふたつの心
時間が経つ程に
色褪せる想い出
季節が巡る度に
遠ざかる面影
誰にも言えないまま
傷跡も癒さぬまま
明日を生きていく
笑顔で隠す想い
誰も触れないで
これが罪だと
思わせていて
赦しなど
望んでいないのだから
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