嘘と約束~イブの前夜に
「でもね、それってすごく大事な事だと思うんだ。私達、もし今子供が出来たって、育てられないでしょ」
「大丈夫だって。俺だって、一応考えてやってるからさ」
避妊をしたって、100%大丈夫なんて事ないのに、隆秀の言う大丈夫って何なのかわからない。麗那は、何だか腹が立ってきた。
「今日は行くのやめる。何か疲れてて~」
「怒ったのか~?ごめんごめん…わかったって。今度はきちんと避妊するからさ。なっ~今日は昨日の約束だから、家に行くからな」
どうして、二人でいるときの隆秀と、学校にいる隆秀は違うんだろう。何か強引で、疲れる~
放課後いつもの調子で隆秀が迎えに来た。気持ちは何だかのってない。
玄関を出ると、隆秀はいつもと違う方向に歩き出した。
「ね~隆秀、どっか寄り道?バス停と逆だし、どこ行くの?」
「いいから。行くよ」
と麗那の手を引っ張るように歩き出した。いつもより、急いでる感じで…学校の裏手の住宅地へと入って行ってた。
「大丈夫だって。俺だって、一応考えてやってるからさ」
避妊をしたって、100%大丈夫なんて事ないのに、隆秀の言う大丈夫って何なのかわからない。麗那は、何だか腹が立ってきた。
「今日は行くのやめる。何か疲れてて~」
「怒ったのか~?ごめんごめん…わかったって。今度はきちんと避妊するからさ。なっ~今日は昨日の約束だから、家に行くからな」
どうして、二人でいるときの隆秀と、学校にいる隆秀は違うんだろう。何か強引で、疲れる~
放課後いつもの調子で隆秀が迎えに来た。気持ちは何だかのってない。
玄関を出ると、隆秀はいつもと違う方向に歩き出した。
「ね~隆秀、どっか寄り道?バス停と逆だし、どこ行くの?」
「いいから。行くよ」
と麗那の手を引っ張るように歩き出した。いつもより、急いでる感じで…学校の裏手の住宅地へと入って行ってた。