嘘と約束~イブの前夜に
「あ~ら!麗ちゃんいらっしゃい。今日もご飯食べていきなよ」
「おじゃまします。ご馳走になります」
「麗、部屋上がってな」
隆秀の部屋は、2階の陽当たりの良い一番奥。男の子の部屋にしては、いつもきちんと片付いていて、ホッとできる。
麗那は、鞄を入り口付近に置くと、窓際のベッドに腰を下ろした。いつも帰って来ると、隆秀はシャワーをしてから部屋に入る。小さい頃からの習慣らしい。
(何だか今日も疲れたな~)
そんな事考えながら、何気に横になっていたら、いつの間にかウトウトしていた。
遠くの方から聞き慣れた音楽が聞こえてくる。あたたかい何かに包まれて、髪をなでられてる…
ん?あっ!私寝てたんだ。目を開けると、隣にシャンプーをして、前髪を下ろした隆秀が、優しい笑顔で髪をなでてくれていた。
「ごめんね。居眠りしちゃってたんだ」
「どうした麗?最近なんか疲れてないか。まだ寝てもいいんだよ。俺、麗の寝顔可愛くて好きだから」
「大丈夫。隆秀いい香りがする~」
言い終わる前に、隆秀の唇が、優しく麗那のくちびるに触れた。
「おじゃまします。ご馳走になります」
「麗、部屋上がってな」
隆秀の部屋は、2階の陽当たりの良い一番奥。男の子の部屋にしては、いつもきちんと片付いていて、ホッとできる。
麗那は、鞄を入り口付近に置くと、窓際のベッドに腰を下ろした。いつも帰って来ると、隆秀はシャワーをしてから部屋に入る。小さい頃からの習慣らしい。
(何だか今日も疲れたな~)
そんな事考えながら、何気に横になっていたら、いつの間にかウトウトしていた。
遠くの方から聞き慣れた音楽が聞こえてくる。あたたかい何かに包まれて、髪をなでられてる…
ん?あっ!私寝てたんだ。目を開けると、隣にシャンプーをして、前髪を下ろした隆秀が、優しい笑顔で髪をなでてくれていた。
「ごめんね。居眠りしちゃってたんだ」
「どうした麗?最近なんか疲れてないか。まだ寝てもいいんだよ。俺、麗の寝顔可愛くて好きだから」
「大丈夫。隆秀いい香りがする~」
言い終わる前に、隆秀の唇が、優しく麗那のくちびるに触れた。