嘘と約束~イブの前夜に
ちょっぴりイジワルして横を向いた麗那の頬を隆秀の手がそっと自分の方へ引き寄せた。
「麗、卒業してもずっと一緒にいような」
隆秀の唇は、首筋に優しく触れ、麗那の体を触れる手は、学校での強引な隆秀とは全く違い、また愛されてる実感に吸い込まれていく。
「くすぐったい~」
「麗……好きだよ」
ゆっくり、優しい時間の中で、二人は一つになった。
どれくらいの時間がたったのだろう。気がつけば、隆秀の腕の中で眠ってしまっていた。制服は隆秀がシワにならないように、きちんとハンガーにかけてくれていた。
ふと、自分の左薬指に何かがあるのに気がついた。
えっ!
驚いた顔した麗那を、見て、隆秀は抱きしめながら言った。
「麗にプレゼント。もうすぐ毎日学校で会えなくなるけど、いつも俺は傍にいるから」
可愛いハート型に、ブルーの石がついた指輪。麗は、今日1日朝から憂うつだった気持ちに反省をしていた。二人でいると、優しい隆秀に包まれている自分を感じ、癒される。
涙があふれて頬を流れた。隆秀は、笑いながら、涙をそっとふいてくれた。
「ありがとう…隆秀」
隆秀は優しくキスしてくれた。
「さぁ、服着て。飯食うぞ!」
「麗、卒業してもずっと一緒にいような」
隆秀の唇は、首筋に優しく触れ、麗那の体を触れる手は、学校での強引な隆秀とは全く違い、また愛されてる実感に吸い込まれていく。
「くすぐったい~」
「麗……好きだよ」
ゆっくり、優しい時間の中で、二人は一つになった。
どれくらいの時間がたったのだろう。気がつけば、隆秀の腕の中で眠ってしまっていた。制服は隆秀がシワにならないように、きちんとハンガーにかけてくれていた。
ふと、自分の左薬指に何かがあるのに気がついた。
えっ!
驚いた顔した麗那を、見て、隆秀は抱きしめながら言った。
「麗にプレゼント。もうすぐ毎日学校で会えなくなるけど、いつも俺は傍にいるから」
可愛いハート型に、ブルーの石がついた指輪。麗は、今日1日朝から憂うつだった気持ちに反省をしていた。二人でいると、優しい隆秀に包まれている自分を感じ、癒される。
涙があふれて頬を流れた。隆秀は、笑いながら、涙をそっとふいてくれた。
「ありがとう…隆秀」
隆秀は優しくキスしてくれた。
「さぁ、服着て。飯食うぞ!」