氷雪花Ⅲ
「サンキュ」


晶は嬉しそうに私からペットボトルをとると一気に飲んでいった


ごめんなさい・・・





でも、これが私には効率のいいやり方だったの・・・


心の中が罪悪感で押しつぶされるようになる


「・・っこれは

・・そういうことか・・・

白雪、頑張れよ・・・」


晶はそういいながら倒れていった


「おいっ!」

マリオネットが心配しているのか倒れてくるのを抑えた


「・・・大丈夫よ

晶には眠ってもらっただけだから・・・」


「・・・可哀相にな」



本当にごめんなさい



ごめんなさい



何度も何度も心の中で謝った



「・・・じゃあ、行きましょうか


もう明日なのね・・・」


「雪華・・・

僕は雪華がなんと言おうと雪華についていくから


・・・どこまでも、ね」




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