氷雪花Ⅲ
この二人は「殺し」を楽しみとして生きていたから「殺し」ができる、といえば簡単に起きる。


「私の事誰だかわかる?」


冷王とマリオネットは顔を見合わせる


「何言ってんだよ」


「そうそう

雪華でしょ?」



・・・何その「頭壊れた?」みたいな眼は


「さっき、ナイトメアに眠らされたでしょ?」


「いいや

俺達は眠くなったから寝たんだ

その時ナイトメアは居なかった」


え・・・

「どうして眠たくなったの?」


「分かんない

防衛反応、とか?」

防衛反応って・・・


「・・・で、この人間はどうしたんだ?」



「・・・あぁ、説明しないといけないね

もう、この人たちとは合えないかも


私たちの家に行きましょう」


冷王たちは疑問に思いつつも同意した

「解った」



「じゃあ、先に行ってて」


この人たちと別れるから


ガチャ

冷王とマリオネットは何も言わずに部屋から出た


・・・ありがとう

二人とも・・・


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