氷雪花Ⅲ
・・・私の姿に驚くナイトメア


その間にも、私は「雪華」に叫ぶ


眠りについている「雪華」を起こす為に!!


「応えろ!応えるんだ!!

「雪華」!!」



"うるさいわね・・・

もう私は疲れたのだから、休ませてよ"



雪華!!?

良かった、起きたんだな?


「応えろ、雪華!!

どうして、私を創った!!」


"・・・どうしてって、決まっているでしょう?

私が楽になるためよ

眠りたいときにいつでも寝れるように創ったの"


「っいい気なものだな!

ナイトメアはこの世界を滅ぼそうと考えているのに!!」



そういったとき、雪華は思いもよらない言葉を口に出してきた


"・・・だから?

私はもうこの世界なんてどうでもいいの

・・・琉架はもう私の隣には居ないのに・・・"


っどうしてそんなことがいえる!


お前はあの男を愛しているんじゃないのか?


「なら、眠りに着くんじゃなくて、消えろ!!

私の中から消えろよ!!」


"・・・黙りなさい"



ズシッ


低くうなるような声が頭で木霊する



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