氷雪花Ⅲ
"・・・私は、たくさん傷ついてきたの

だから、休ませてくれたっていいじゃない"


っもうこれじゃあ雪華は話にならない


・・・どうすれば・・・


悔しさで唇を噛む

プチッ


・・・犬歯が唇に刺さったことにより、口の中は血の味が広がる



・・・甘い・・・


っ違う!

血が甘い分けないだろ!!



でも・・どうしても抗えない・・・!


どうすればいい!


"なぁに?

貴女自分の性質、知らないの?

貴女は少し違う性質も持ってるけど主なものは「ヴァンパイア」よ?"


何!?


・・・それはいいことを聞いた



血には、様々な感情が込めって居るはずだ


たとえ「記憶」を失っていても、「体」は覚えているはずだ!


その「血」と「体」を目覚めたら・・・「記憶」は戻る!!



「・・・ナイトメア!

今すぐ、あの暴走族の元に行くぞ!!」


ナイトメアは一瞬驚いたようだが、すぐ我に返って「はい!」と返してきた


さぁ、行こう


もうこれで本当のおしまいだ


その後は・・・好きにするがいいよ

なぁ?・・「雪華」?




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