氷雪花Ⅲ
「だから・・・俺、白愛と一緒に居たい

一緒に居てよ・・・」



琉架・・・


「・・・私もそうしたい」


「えっ?」


「私もそうしたいよ

琉架と一緒に生きて生きたい


・・・けどね?

運命は残酷なのよ・・・

どうなるか解らないの・・・」


・・・白愛・・・


俺はお前と居たい・・・


だから、お前と居る為ならどんなことでもする

白愛は違うのか?


琉架は考える


「・・・そろそろ、行こっか」


「あぁ・・・」


二人は服を着た


「じゃあ、最後だ・・・」


チュッ


琉架は軽く白愛にキスをする


それは徐々に深く甘くなっていった


二人はお互いを求める


そして・・・

今の時間が続くように、強く願った



「・・・行こうか」


「フフッ

えぇ・・・」

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