最後の世界がきみの笑顔でありますように。
「お姉ちゃん…おはよう〜。」
部屋を出ると、目を擦りながら柚ちゃんが出てきた。
「おはよう柚ちゃん。」
柚ちゃんはあたしに抱き着いてくる。それがなんだか可愛くて、癒された。
「お姉ちゃん〜っ!!」
今度は秋君が抱き着いて来る。
「秋君おはよう。」
秋君も寝ぼけているのか、布団を持ってきてしまっている。
「まだ眠い〜。」
柚ちゃんはあたしに抱き着いたまま、眠ってしまった。