最後の世界がきみの笑顔でありますように。


「柚ちゃん上手くいったね!」



「うんっ!!」


柚ちゃんは、自分が作った目玉焼きを、嬉しそうに見つめている。



「じゃあ次は秋君!」


「やるーっ!!」


秋君は、ピョンピョンと跳ねる。



「柚ちゃんと交代ね。秋君此処乗って?」


秋君の手を引いて、椅子に立たせる。



「じゃあ卵割ろう!」


「はーい!」


秋君は卵にひびを入れた。









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