最後の世界がきみの笑顔でありますように。


「でもよ〜。漣って普通に笑えば可愛いのにな。」



その言葉に坂原は笑顔を浮かべる。



「漣は何もしなくたって可愛いし綺麗だ!」



そう言って坂原は鞄を持ち上げる。



「俺これからサボる!!後は頼んだ!!」



「これから!?お、おい!坂原!?」



呼び止める声も空しく坂原は走り去った。





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